*沖縄の川の外来魚 *2010年03月18日

沖縄の川で、ペット熱帯魚の密放流などにより外来魚が住み着き、
繁殖力が強い外来魚は在来魚を追い出し、さらに数を増やし、
外来魚ばかりになってしまった川もあるという話をテレビを見ました。

初めは小さくて、可愛くて、観賞魚ブームに乗り気軽に飼い始め、
半年もすると50㎝ほどにも成長してしまう種類もあるそうです。
中には大型になり、または凶暴になり手に負えなくなった魚もあり
その結果、安易に川へ捨ててしまう「密放流」が行われていますが、
沖縄だけに限らず、各地で同じような問題が起こっているそうです。

犬やネコのペットでも同じようなことがあります。
ペットショップで見て気に入り、或いは子供にせがまれて、
たいした心構えも知識も持たないままペットを飼い始め、
大きくなりすぎて飼えなくなった、言う事をきかないから可愛くない、
子供が大きくなって要らなくなった、そんな理由で捨てられたり
保健所に持ち込まれ処分されてしまうペットも数多いです。

かくいう私も、子供の頃に忘れられない苦い経験をした1人です。
小学生の時に実家で飼われていた犬はとにかくよく吠えました。
来客、車、ネコ、一日中何かを見つけては吠えていた気がします。
「しつけ」なんて事もあまり意識したことはなく、犬なんてみんな
そんな（吠える）ものなんだろうと思っていました。
ところがある日、学校から帰宅してみると、
いつも玄関にあるはずの犬の姿が無くなっていました。
「犬はどうしたの？」
父に尋ねると信じられない言葉が返ってきました。
「吠えてうるさいって近所から苦情が来てね、
　おじいちゃんが保健所に連れて行ったよ。」

神経質できれい好きだった祖父は、
もともと動物があまり好きではなかったのでした。
それは、ひと言の相談もなく突然の出来事で、
子供心にも暗く重たい忘れらない記憶になりました。
もっとちゃんとしつけができていたら・・・
もっときちんと可愛がってあげていたら・・・
後になって何度も思い、悔やまれて仕方がありません。


今、学習している項目は「ペットの発育心理としつけ」です。
犬にとって良い環境とは何か、犬を選ぶ時のポイント、
飼育時に注意する点、などを学んでいます。

ペットを選ぶ際には、見た目や流行だけに流されず、
飼うための環境（家族構成、住居形態と広さ、生活スタイルなど）
を考え、それに合った性質や特性の種類を選ぶこと。

そんな内容のことが書かれています。
でも、大人になってからペットショップで犬を買った時にも
その犬種の特性や、飼育のための環境などについて
ペットショップで、確認や説明をされた記憶はありません。
安易に買ってしまう飼い主側の責任は勿論ですが、
これからペットについて勉強していって、知識を増やし
もし私の身近でペットを飼いたいという人がいた時に
アドバイスできるくらいになれたらいいなぁと思います。

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